学会の研究会に参加

2日前に職場で知らされた、教育システム情報学会の研究会。信大の先生も発表するとかで、他もおもしろそうなテーマがいろいろあって終日参加させてもらうことに。
なぜ職場でそんな情報が入ったかというと、うちの会社も発表するのであった。あの忙しい人がこんな活動もしているのかとビックリ。いや感心。
会場は青山学院大学。大学らしいキャンパスで、嬉しくなって昼休みはぐるぐる歩き回った。立派な図書館もあったが、残念ながら学外の利用は不可。学食で肉うどん。380円。やすー。 なぜか女子高生も歩いている。 と思ったら中等部と高等部も敷地内にあった。あこがれの?キャンパスライフ。
 
さて、研究会の方はというと、今回のテーマは「組織内教育におけるe-Learningの新しい展開/一般」。といっても とにかく初めてなのでひたすら聞くばかり。主に、コンテンツの開発に関するものと、LMSに関するもの、学習環境に関するものに大別される感じ。発表者も現場とベンダがいて、いろんな視点の話が聞けておもしろかった。
大学の学生としては、早稲田大学が新たにスクーリング不要な通信制大学を始めた取り組みについての報告がとても興味深かった。いま学んでいるIT大学と、対比してもおもしろい。
http://e-school.human.waseda.ac.jp/index.html
事例では、下着メーカーが縫合作業の職人技をコンテンツ化し教育に役立て効果の測定をしたのがおもしろかった。
大学の現場は結構自前でCBT/WBTを作っているが、これに食ってかかるLMSベンダと、さらに援護射撃する別の大学の発表者。おもしろい構図。そういえばここには学習者というプレイヤーがいない。自分も学習者として、もっと大学に、思ってることいいたいことぶつけなければ。