blogと学習環境

blogで講義をしている2例。この方たちと会う機会ができて、いろいろ話ができた。
http://blog.goo.ne.jp/04s2network/
豪快に goo BLOGで講義を展開しています。
http://cafe.sfc.keio.ac.jp/jtb/000845.html
FAVICONもきまってます。
トラックバックを活用して課題とレポートを紐付けている。それぞれ(課題とレポート)まとまった量の1記事であり、コメントはエントリ(レポート)に付随して書かれるかたち。なるほど。
無理矢理使っているという感じでもないが、ナビゲーションが気になるところ。
・課題に対してレポートを順に読む
 +トラックバックの一覧があり、状況がわかる。
  (といっても未提出かどうかというレベルか。これは技術でカバーできそう)
 ーレポートについたコメントを拾い読むには、課題のページのトラックバック一覧ではどのレポートにあたらしいコメントがあるのか分からない。全部読み直し?
とかとか、今後継続して考察や試行、情報交換続けようということで。

学習環境といってもいろいろで、blogがどのように使えるのかは微妙に事情が違うところもあるだろう。とりわけ本来の学習目的とは別に学習環境を習熟しなければならないとなると厳しい。blogを立ち上げるとかが不要で用意できたとしても、学習の進行上のイベント(課題を受け取る、レポートを書く、きまった手順で提示する、コメントを確認する、他の学習者とのディスカッションをする)について、どう操作すればいいのか、講義の性質にあった進行がスムーズに行われるかたちで学習者にも提示できなければならない。(ような、講義について検討しているので。)
もちろん、情報工学を学ぼうとか、コミュニケーションのデザインを考えるとか、blogそのものについての理解、考察、利用が学習の一環とすることができる場合は、また状況が違うとも思う。