学習科学とテクノロジー(第六回)
毎週木曜深夜の放映をPSXで録っていて、週末に見るパターンが定着してきた。今週は第六回で、「科学的な考え方を日常化する」。WISEというプロジェクトの活動を事例として、テクノロジーの適用について紹介されていた。
WISE - Web Based Inquiry Science Enviroment
http://wise.berkeley.edu/
番組中のスライドのメモ:
WISEのねらい ・一つのテーマをじっくり学ぶ ・知識を統合する ー「答え」を教えるのではなく、日常的に知っていることと結びつける ー新しく学ぶアイデア同士を結びつける ・科学を学び続ける力を身につける
センス・メイカーという、Webベースのシステムが紹介されていた。集めてきた情報に三段階の重み付け(評価:高い、普通、低い)とどちらの意見を指示する情報か、それぞれのハコに入れていく。またその中でさらにグルーピングする。
こうして整理した知識をベースに、クラスでディスカッションが行われる。
Web上でデータを集める。世の中にある広告の類いも、自分たちの関心に適合する情報が多く見つかるが、
それらは本当にあてになるのか、科学的根拠に基づいているか、データは示されているか といった視点で
情報を収集する。(ことを指導している)
単なる知識伝達ではなく、足場掛けをし、知識を構築し統合していくという教育活動。