情報探索行動に基づくWebユーザビリティ評価

9/16のIBM学生セミナー受講票が届いた(といってもメール)学校で学生と話を聞いて、そのあとはお茶か食事かプチOFF会できそうかな。ちょっと楽しみ。

ピックアップして読んでいる論文の中に、検索結果の3D表示上に、いろいろな利用者の辿ったリンクを重ねるようなものがあった。最近商品化のニュースがあったものの研究段階の論文かなと思ったりして、ここ1、2ヶ月内に見たような気がするニュースを「ウォークスルー Web」などとキーワードを入れて検索していたら、興味深いタイトルが。

ウェブ認知ウォークスルーによるウェブサイトユーザビリティの評価
http://staff.aist.go.jp/kitajima.muneo/Japanese/PAPERS(J)/CWWJ.html

この論文の中でも分析されている既存の研究では、やはりログをベースにどのような履歴を辿ったか集めていて、そのユーザが目的としていたことが何であるかを読み取ることは困難、ぼんやりとした共通するキーワードの様なものを抽出するのがせいぜいとのこと。この研究では、ユーザビリティ評価に結びつけることが目的。種々見ている論文でも、協調的作業や行動特性の分析に関するものがほとんど。これまでの研究がどのように履歴データを集め、そのどういった項目(属性)に着目しているか、評価していきたい。