早稲田大学 eスクール 成果報告会に参加

何度か過去にJSiES研究会などでも発表を聞いたことのあった早稲田大学のeスクールが、その最初の卒業生を出し、4年間とその前からの経過、また採択され継続している現代GPについての報告会を行った。熊大の学生にも関係者がいてコミュニティで紹介があったりして申し込んでいたその報告会に、昨日参加。会場は1年前のJSiES研究会#1で行ったことのある早稲田のキャンパス。
 
このeスクールには(も)、e-Learningでもっとも露出の多い受講システムだけではない、多くの役者が関わっており、教育コーチや運営サポート、卒業生といったさまざまの立場の人が発表を行っていて、充実した報告会であった。卒業生や在校生として、有名人が出てくるところもうまいところ。大きな学校、著名な学校という見方ではなく、やはり学びの場として魅力的なものを提供しているからこそ、多くの人がそこに参加しているといえる。個人的には、すがやみつるさんがいらっしゃったことが想定外のビッグボーナス。動機などとても魅力的にプレゼンされていた。
シンポジウム自体は、掲げられたテーマに照らすとどうにも噛み合ないまとまらないものだったが、話はそれぞれに、とても面白かった。
 
eスクールの学生も多数参加されていたようで、壇上で発表しているクラスメートの応援や、普段目にすることのない事務局、コンテンツ制作スタッフ等の顔や裏舞台の話が聞け、スクールに関わるすべての人が一体感を深められる、いいイベントでもあった。サービス事業者としては、このような活動もしっかり取り組んでいくべきだなという点で、とてもいい刺激を受けた。
 
懇親会もいいところを手配し、参加無料ということもあっておいしいものを食べてきた。終了後、熊大関係者で「プチ熊大ナイト」。本調子でないため軽く一杯をチビリと飲んでいた。店内で流れていた「ローマの休日」に半分くらい意識がいってしまっていたが、ここでも今日の発表会を受けて、ディスカッションが行われた。学びに必要な、フィードバックと(次の)アクションの循環、いい先生とクラスメートに恵まれているなぁと思った一コマであった。