集中講義終わりっ、グループワークおわりっ

FreeMindで講義メモ

遠隔教育実践論は先週末に第3ブロック5コマ分の集中講義があり、東京サテライトと熊本を結んだ同期型の遠隔授業として実施された。会場の準備や進行、機器の調整、収録など、授業を構成する裏側もまたその場で見られる、あるいみ実践的な内容だった。熊本側からのレポートが先生のブログにあるのでリンクしておこう。(いつもありがとうございます!)

遠隔教育実践論という名の遠隔教育
http://kit.cocolog-nifty.com/kits_diary/2006/11/post_d0c4.html

第1ブロックはクローズドなグループでのディスカッション。第2ブロックはメンバーをかえて、オープンな(他グループの進行が見える状況で)ディスカッション。それぞれグループのまとめ役がブロック課題を提出する。もっとも活発なグループは自グループの倍以上の発言数で、活動の様子もグループで様々なのは学習材料としても興味深い。
第2ブロックは指名でまとめ役だった。今朝から数日前のディスカッション期限までのやり取りをざっと整理し、まとめレポートを作成。少なかったようでもまとめてみると結構意見が交わされていたことが思い出され、まとめ甲斐のある活動であった。これを毎日やってたら大変だろうなぁ。要領よく課題に取り組み時間を有効に活用できる能力が大切だなぁ、鍛えるためにも続けなければと思った。
この科目、ブロックの構成を見ていると流れは当然あって、第三ブロックでは同期型の遠隔教育についてフォーカスをあて、事例の紹介や投げかけへのディスカッションを通して同期型の特性や必要なシーンについての理解を深める感じであった。(直前の第2ブロックは学習者サポート)
別の科目でもグループディスカッションがあり、まとめを出す段になってバタバタと作ったのだけど、その時は朝の出勤前にSkypeで福岡のクラスメイトとボイスチャットで1、2分話をした。集中講義ではTVの向こうに映っているのだけど、場面場面でツールは使い分けられればいいなと感じた。Skypeはさくっと簡単な意識合わせにはとてもよく合っている。チャットしないまでも、プレゼンスは遠隔協調型の学習者支援で大きな力になると思う。
 
講義していただいた先生のしゃべりは個人的には少々退屈な感じはあったが、ひとつ試みとして、FreeMindで講義メモを取ってみた。なかばブラインドタッチの練習のようにもなってしまったが、かねてからやってみたく思っていて、いつかやってみようと思ったときのためのデータとして、まるまる講義を記録したものを作っておきたかったこともあってのこと。「ツール - マインドマップの履歴」で編集の記録がわかるので、このデータをマップ上に重ねて表現したり、マップの成長を再生したりできるのではないかと考えた。また講義がビデオで収録されているので、同期して再生したり、直近の話題の部分を領域としてフィードバックし、それがゆるーり動いていくと視覚的にも話の流れが追いやすいのではなかろうかという妄想。
講義で使用されたスライドも数日前にWebCTへアップされた。全部PDFなので先生が駆使していたリンクなどは使えないのかな。すごい点数で、復習で繋ぎ合わせるのも大変そう。
 
そんなわけでなんとかグループワークのまとめも準備が整い、追いつきかけた科目はおおむね期限に追いついた感じだ。仕事の調子も上がってきたのでバランスよく続けていきたい。(ファイト!)