音声メモ

最近またブラウザ等のクライアントUIで録音できてサーバにファイルを残せるようなものを作ってみたく、あれこれ見て回り中。

以前にプロフィールにFlashの留守録のようなものを貼っている人がいて、見に行ったら今は使っていなかったので名前も思い出せなかったのだけど、今朝いろいろ検索していたらODEOだった。ODEOは当時からは様変わりし、何度かownerが変わった後、今もStudioというプロダクトとして研究を続けているらしい。

Flash + Red5 あたりでプロトタイプ作れないかな〜 というか、どこかにサンプルやサービスがないかなー

ODEOはTwitterを所有している会社の傘下だったり、Red5Facebookも使っているそうで、ちょっとしたコミュニケーションサービスの中にちょこっとしたメディアメッセージが流れるようになる日も近いかもしれない。Youtubeのビデオレスほど大げさでなく使えるものが出てくると、またネットベースのコミュニケーションの幅が広がると思う。

教育系の方面でも、CALLなどの分野でいくらか実践事例があるようなのでさらに調べてみたい。

オンラインで報告&残した課題

MaxQDA

ビデオ分析に続いて本命中の本命、テキスト分析もやってみた。のも2〜3週前・・・

質的研究とは、地道にひたすら分析を続け、仮説を生成していくこととの見方を新たにした。現実の、日々変化する環境の中で、変わるものと変わらないものを見極めることと、変わらないものに適用できる仮説:理論を導き出すことのバランスもまた難しい。

たとえばオンラインのディスカッションというテキストの生成源に対して、どのような目的(課題)を置くかによって分析の観点も変わるだろう。ディスカッションのテーマや目的によっても生起するメッセージの性質は異なるし参加者の構成やファシリテーションの有無善し悪しによって観測される状況も異なる。

つまるところ、いろいろな軸を同時にいじっても何が影響を及ぼしたのかわかりにくくなる。手段を変えずに分析を続けるか、前提を置いて手段を変えて変化を観測するか。

何かに特化して誰でも専門家になれるシステムと、何にでも使える必要最低限の機能に絞って営みの知恵をサポートするか、研究のサイクルを考えると、そのどちらかにならざるを得ない気がする。そして多くの研究者の活動は、地道にあるテーマを探求するものであり、時として重要な知見をもたらしてくれる。「何かに特化」の何かとは、たとえば「終末期患者のケアに関するスタッフのフォロー」といった細かさである。

ながらでできる研究などないとも思いつつ、どこまでできるものか始めてないことにはと思ったり、コード化に、最近出現したソーシャルなタグ付けという活動を応用した研究事例がどのくらいあるのだろうと考えたり。


今朝は住戸の設備点検で半日休み。それに合わせて課題報告のタスクをこのあとオンラインで実施予定。さらに一つ残した書きかけレポートをこの午前中で終わらせたい。

Safari4ビミョー

昨日発表されているのを発見して早速いそいそと導入。確かに速くなっている! ほほー

しかしなんだが、Chromeの猿まねか!? と思うような、タブの移動(タイトルバーに一体化)とTopSite。Cover flowもおもしろいけど実用性には疑問が。

サムネイル付きのブックマークが作れるFirefoxアドインを探してみようかな。

会社で Windows版を入れてみたけど、タイトルバーがWindowsアプリになっていていい感じ。

ビデオを使った会話分析の演習

遅れに遅れ(といつも言っている気がしなくもない・・・)の科目履修、授業料払ってるんだしという意識は本科生の時の選択科目とは違って、確かにある。

1ブロックは質的研究法の概論的な内容で、適用範囲や自己のリアルワールド上での位置関係を少し明らかにしたいという動機を満たしてくれるものだった。2ブロックでビデオを使った会話分析、3ブロックで議事録などの文字データを使ったテキスト分析の演習がそれぞれある。

ビデオ分析に使うソフトは

ビデオ観察・分析支援ツールCIAO
http://ship.nime.ac.jp/ciao/

3つまでの映像を同期して再生しながらメモが作成できる。いろいろなアングルでの撮影やPC画面操作のキャプチャなどを組み合わせられる。
これをみていると、PC画面上の視点移動を組み合わせられると画面操作の分析などにも応用できそうだなと思った。PCのスペックもあがってきていることだし、ノートPCの液晶上部に埋め込まれたカメラから目の動きを合成するようなこともできそうな気がする。

Paralells上のWindowsでソフトもインストールし動作も確認でできた。こんばんはこの演習を終えたいところ。